そったく日記

三重県消防学校

特殊災害科特殊災害課程(第6期)


初任科が卒業後も専科教育の入校が続き、消防学校は慌ただしい毎日です。
(個人的には初任科生と別れた寂しさを紛らわしてもらっている気がします)



本日は指導救命士養成課程の復校日、また新たに特殊災害科特殊災害課程が始まりました。
特殊災害課程では化学物質、NBC災害等の消防対策に必要な専門知識と技術を習得します。
特殊災害全般及び危険性物質等の基礎知識、関係法規について理解し、特殊災害能力向上を
目標にしています。
短期間ではありますが、座学で専門的な知識を学び、課程後半では名古屋市消防局様、
四日市市南消防署様にお世話になり、実践的な訓練を実施するカリキュラムになっています。



本日午前は「高圧ガス災害概論」について
三重県防災対策部 消防・保安課 中条様にご講義をいただきました。
(高圧ガスの関係法令、危険性、事故事例、災害への対応など)



午後からは「放射線基礎知識」について
鈴鹿医療科学大学 武藤様にご講義いただきました。
放射線について、緊急時の防護、人体に与える影響、放射線の実測定など)




記事の方が遅くなりましたが、特別科指揮課程教育が先週12月11日に課程を終えました。
学生の皆さん大変お疲れ様でした。5日間という短い時間でしたが、訓練への取り組み方や
現場の経験談などを聞かせてもらい有意義な時間となりました。
本当にありがとうございました。これからの皆さんのご活躍を心より願っています。



最終日は学校に大きな虹がかかり、思い出に残る全体写真となりました。(M.M)