昨日で、実日数７日による中級幹部科第２４期が終了しました。
最終二日間では、桑名市消防本部の南部講師による、指揮隊運用を中心とした警防行政の動向と課題、幹部として重要な役割でもある安全管理については、松阪地区広域消防組合消防本部松葉講師、そして名古屋市消防局の小林講師による報道対応と情報管理においては、特別聴講の方もまじえて、想定した火災現場において記者会見資料を作成し、模擬記者会見を行うというロールプレイを行いました。
そして最終日では、この課程のまとめとして、中級幹部として問題意識を持っているテーマについて、各自がそれぞれの講義を受講したうえでまとめて発表する課題研究発表を行いました。人材育成、危機管理、惨事ストレス、安全管理、リーダーシップ等さまざまな問題について、４分という短い時間ではありましたが、熱心にまとめあげた結果が皆さんに伝わったと思います。
現場においては、上司の補佐、部下の指導と大変な立場ではあると思いますが、今回の出会いでできた横のつながりを、今後の情報交換に役立てていただきたいと思います。(S.M)
