そったく日記

三重県消防学校

初任科 体力測定を実施

消防職員には、強靭な体力、精神力が求められ、筋力、筋持久力、瞬発力などの基礎体力において、一般人の平均を超え維持していくことが必要となります。(一般人平均の30%ほど優った体力を余裕力として持つのが望ましいとも言われています)

寮のトレーニング室前には、それぞれの種目の到達目標が示された横浜市消防局の「人材育成ビジョン」が貼ってあります。
一例をあげると、握力は18歳〜24歳の男性消防隊の到達目標は55kg、女性の隔日勤務者は41kg、25歳〜29歳では、男性が57kg、女性が40kgとなっています。



消防活動に必要とされる強靭な体力を養成するため、今後、消防学校では、身体の土台づくりから始め、よりハードな体力錬成に取組んでいくこととしており、本日(13日)は、現状を把握するため、握力、懸垂、立ち幅跳び、反復横とび、シャトルラン等の体力測定を実施しました。




既に、種目によっては到達目標をクリアしている学生もいましたが、各自が自身の現状を把握できたので、これからは目標を明確にして、正しい方法で、怪我することなく、継続して体力錬成に励み、全員が到達目標を超えて欲しいと思います。





今後、7月と11月にも体力測定が予定されており、これから、どのくらい体力が向上するか、日々の体力錬成の成果が楽しみです。
消防学校入校中に体力錬成をしっかりやれば、消防本部に戻ってからの余裕にもつながると思いますので、頑張って欲しいと思いす。(K.A)
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