そったく日記

三重県消防学校

3つの「初」が重なりました

本日(25日)は、訓練礼式の初実技、今年度から始めた新課程「栄養学」の初講義、1年目教官の初講義がありました。
礼式を習得する機会は、今までにも、入校式や訓練などの場面においてありましたが、本格的に訓練礼式として全員で実技に取組むのは、今回が初めてでした。
さわやかな風が吹きわたる中、先週、学科で学んだことを思い起こし、服装点検から始まり、その後、ひとつひとつ説明を受けながら、手の位置や動きなど細かな点も意識し、基本的な動作を繰り返し行いました。



今後、あらゆる場面で、礼式は必要となるので、しっかりとマスターして欲しいと思います。

また、午後からは、昨年まではカリキュラムに無かった「栄養学」の講義を、三重県鈴鹿保健所の協力を得て実施しました。消防士に求められる強靭な体力や健康にとって、食事は重要であり、今日、学んだこと(テーマ:健康を保つための食生活)を今後の食生活に役立てて欲しいと思います。



そして、最後に、1年目の教官が、満を持して初の講義(消防機械・ポンプ)を行いました。
やる気に満ちあふれた教官の最初の講義は、沢山のことを分かりやすく教えたいという思いから、スクリーンを2面使い、動力消防ポンプも持ち込むという大掛かりな講義となり、いつもの大教室ではなく、講堂で実施しました。












資料に加え映像や実物の説明を交え、初めてとは思えない落ち着いた講義で、学生たちの理解も大いに進んだことと思います。
次回以降に期待感を抱かせる講義でのスタートとなりましたので、これから準備も大変でしょうが、新鮮な発想で、講義内容を工夫して学生の理解促進につなげて欲しいです。


今後の講義において、どんな独自性が発揮されるのか楽しみです。
このように、教官は、学生の理解が進むよう、講義内容を工夫し、準備をしていますので、学生は必死についてきて欲しいです。(K.A)
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