そったく日記

三重県消防学校

入校所感文から分かること

(鈴鹿市消防本部)
本日(8日)、初任科生は各所属本部で、倫理や服務などの研修を受けています。
所属、少人数という環境で、消防学校とは違う緊張感もあると思いますが、しっかりと学んできて欲しいと思います。
そして、前回のブログにも書きましたが、入校所感文を持参しており、所属でも話題になると思いますので、もう少し、入校所感文を紹介します。

第53期初任科には、18歳から30歳までの102名が入校しています。(平均年齢21.6歳)
高校、大学、専門門学校から直ぐに、又、社会人経験を経て消防職員になった等、経歴は様々で、中には、何回も消防職員採用試験に挑戦して、ようやく念願を叶えた学生もいます。
災害報道や身近で消防士の活動を見たこと、職場体験等を契機に消防士にあこがれ、早くから消防士になりたいという目標をもった学生も多く、所感文からは、消防士になれた喜びと共に、一人前になるために頑張ろうという強い意志を感じました。
また、所感文には、切磋琢磨、一人前の消防士、仲間と共に(信頼関係)、自覚、感謝、全員で卒業などの言葉が随所にみられ、皆が同じ思いを持っていることが分かります。
こうした102名の中から、11日には、役員(総代、副総代)の任命を行う予定です。
所感文を読むと高い目標、意識を持っている学生が多く、役員選考は難航すると思いますが、教官による最終選考により、誰が選出されるのか楽しみです。

(昨年の役員たち)                  (役員腕章:今年は誰の腕に)



消防学校では、皆が切磋琢磨し、全員が優秀な消防士になることが目標であり、仲間と競い合うことはあっても、争って勝利する必要はないので、役員が決まればより団結が強まると思います。
そして、役員を中心に、共通の目標に向かって、53期全員が一致団結、協力して、全員のレベルアップにつなげて欲しいです。
休暇明けの来週から、学生には、「朝は希望で起き、昼は努力に生き、夜は感謝で眠る」といった健康的で充実した学校生活をおくってもらいたいです。(K.A)

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