そったく日記

三重県消防学校

消防団員普通科 始まる

11日と12日は、消防団普通科の教育訓練が行われます。
消防学校の訓練場において、三重県操法大会に向けた出場団の現地練習や各市町消防団の訓練はありましたが、三重県消防学校の課程に消防団員さんをお迎えするのは、今年度初めてです。
団員の皆さんは、仕事をされながら、地域住民の生命財産を守るため日夜、消防団活動をされています。
消防団活動と仕事を両立させることは、大変なことであり、団員数は減少していますが、大規模災害が懸念される中、防火・消火活動に加え、災害予防・減災活動が求められるなど、地域に根差した消防団への期待は益々大きくなっています。
こうした中で、このたび、県内各地から25歳から51歳という幅広い年代の消防団員さん26名が、消防団員に求められる基礎的知識と技術の習得を図るため、消防学校に入校され、消防制度や安全管理の学科や訓練礼式、ホース延長、放水などの実動訓練に参加されます。
11日は、入校式、倫理・消防制度の学科、訓練礼式、ホース延長訓練が行われました。
梅雨晴れで気温も上昇する中、消防職員のようにはいきませんが、皆さん、熱心に訓練を実施されました。






そして、明日は、安全管理の学習、熱気体験、放水訓練と、より本格的な訓練が予定されています。
消防団員にとって、安全に活動することが最も重要であり、この機会に正しい知識と技術習得をして頂きたいと思います。
短い期間ですが、休日にもかかわらず入校された団員さんにとって、有意義な2日間になることを願っています。(KA)

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