そったく日記

三重県消防学校

県新規採用職員防災研修

4月15日
本校は消防職団員対象の教育訓練の他、自衛消防隊員、少年消防クラブ員等その他様々な関係者向けの研修も行っており、27年度実績ではその他研修に900人余の参加がありました。(消防職団員教育訓練には2,600人余)
その他研修として毎年度実施している「県新規採用職員防災研修」が今日実施され、約90名のフレッシュな県職員が一日入校しました。各市町で採用された消防職員初任科102名も本校に先週入校したばかりであり、職種、業務は違えど、これからの三重県を守り、支えていく力となる若者達が多く集う一日となりました。
                  
前日夜に熊本県において最大震度7という「熊本地震」が発生しており、ここ三重県でも常にいつ起こっても不思議ではないと言われている南海トラフ巨大地震などの大規模地震の発生等に備えて、災害発生時に県職員としてどのように行動するかを理解するという本研修の目的をより強く意識するよう開講にあたって入校生には求め、皆、精力的に取り組みました。午前は厳正な規律の下、迅速な部隊行動を行う消防活動の基礎となる「訓練礼式」の一端を学び、午後からは班別で「消火器取扱い」「屋内消火栓取扱い」「救急搬送訓練」「煙体験」「地震体験」をそれぞれ実施しました。
午前の訓練礼式で教官から飛んだ檄を午後からの各訓練での迅速な集合、積極的な訓練参加に活かされたのでは思います。 



来週から再び各職場に戻る新規採用職員の皆さん。今日学んだ「規律」「協調性」を忘れず、何事にも積極的に取り組み、いざというときに行動できる職員となってほしいものです。なお、同研修は22日(金)にも実施されます。(H.H)