そったく日記

三重県消防学校

県新規採用職員・防災研修を実施

 消防学校では消防職団員以外の教育も実施しておりますが、今回はこの4月に三重県に新規採用された職員向けの防災研修を実施しております。

 一般の県職員(行政職員)であっても、非常時においては住民を安全に避難誘導できる技術や能力が求められますし、そのためには規律ある行動がとれなければ、不安と混乱を生じさせる原因にもなりかねません。

 そこで、規律ある行動をとる訓練として「訓練礼式」を、身近にある防災用具を用いた「消火器取扱訓練」や「屋内消火栓取扱訓練」、模擬煙を使用した「避難訓練」(※写真は避難路確認のため模擬煙が無い状態になっています。)を実施。また、隣接する防災拠点施設において防災行政無線についての説明や、搬送法ではあわせて心臓マッサージ時の注意点についても指導しました。


 日常生活で知っていることでも、いざやってみるとなかなか思うように取扱いできなかったりするものもあるかと思いますが、こういう機会に体験することで、いざという時に冷静な判断のもと適切な行動がとれるものですから、どの分野においても常日頃から意識してみることも大事なのではと感じる研修でした。

 また、同じ新規採用職員である消防職員初任科教育の入校生の姿もきっと互いに心に響く何かがあるのでは?と感じました。互いに切磋琢磨し三重県を支える人材となってくださいね。(S.K)

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