この時期になると消防学校周辺の雑木林からホトトギスの鳴き声が聞こえる。「♪トッキョ♪キョカキョク♪特許許可局♪」というこの鳴き声を聞くのも3年目となり、これも消防学校教官としての良い思い出となる。
消防学校近くには佐々木信綱記念館があり、氏が作詞した「夏は来ぬ」にもこの鳥が出てくる。当時からこの地域ではホトトギスの鳴き声が聞こえていたのだろうと想いをはせることができる。
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」「鳴かぬなら 鳴かぬも良いさ ホトトギス」と戦国武将や著名人が形容しているが・・・・・教育指導する立場の教官、そして部下を持つ職員は、その時々でどれを引用するべきか自問自答する。際だって成長を遂げる者もいれば、幾度となく罵声をあびる者もいる。
人材を育成するための教育指導は「出来るまで、根気よく指導する」のか「じっと、見守る」のか・・・。何よりも指導をあきらめてしまうことだけは避けたい。
さて、少し遅くなったけれど・・・・初任科第52期修了生の伊勢市消防本部の連中が2日にかけて陣中見舞いに訪れてくれた。相変わらず、ノリの良い奴ら。元気で何よりだった。Y口&Y形&T橋:先輩と語る会ではありがとう!S木&F原:ブリ救がんばれ!S垣:いい波に乗ってくれ!!S村消防士!ジェニファーは大事に育っているよ!O田:日焼けが足りやんぞ!K谷:勤務が充実しているようで素晴らしいな!A也:深爪で足が痛いけれど大事にしろよ!おごじょ:元気にしているか?良くなったか?
教官:平蔵