そったく日記

三重県消防学校

特別科指揮課程第4期 


12月12日から特別科指揮課程第4期教育が始まり、本日で3日目を迎え早くも
課程後半に突入しました。初日は亀山市消防本部 豊田講師から「指揮者の心得」、
大阪市消防局 香西講師から「現場指揮要領」のご講義をいただき、
その後は指揮要領の基礎となるパッケージ訓練を繰り返し実施してきました。



指揮隊の活動としては情報収集、指揮板の作成、無線交信(本部・活動隊)、現場広報、
関係機関との連携、活動隊への下命及び安全管理等、多くの業務を2〜3名で効率よく
回転させ活動しなければなりません。そのため、基礎となるパッケージ訓練で活動の流れ、

各隊員の動きを掴むことが重要となります。
災害現場では同じ状況はないため、現場に応じた判断を求められます。また指揮板も同じ
情報や図面はありません。この基本訓練で指揮者になりきり、また指揮板作成者は方眼紙に

ペンをおとした分だけ自信へつながったのではないかと思います。

本日は亀山消防本部、明日は桑名市消防本部に支援隊としてご指導をいただきます。

「災害現場に答えはない(マニュアルどおりでない)答えがあるなら隊長はいらない 
 答えを出すのは自分たち」しっかりとした土台をつくり、応用訓練に挑んでいただ
 けたらと思います。(M.M)

                                 



先日の話、6日に卒業した初任科第53期生が1人で学校に訪れてくれました。
訪れた理由は・・・。 現場に早く慣れ、一人前の消防士になってください。
「がんばれよ!せ○いち!!」