そったく日記

三重県消防学校

はしご自動車講習も最終日

本日(22日)は、19日から始まったはしご自動車講習も最終日となり、鈴鹿市消防本部と津市消防本部の支援を受けて、想定訓練(救助、火災)を実施しました。
県内の高層建築物は増えており、はしご自動車の重要度が増しています。
そして、はしご自動車による活動は、高所かつ大きな車両を使用するというものであり、特殊な知識、技術が求められます。
単に、車両の使い方や取扱を習得するだけではなく、周囲の状況や風をはじめとした天候を確認し、最善の方法を選択しなければなりません。
そうしたことから、昨日と本日の2日間、想定訓練を実施しました。






本日は、あいにくの雨となりましたが、いろんな体験をして応用力の向上を図るという意味からは、良かったのかもしれません。
今回の講習で、基本的な知識と技術は習得できたと思いますが、はしご自動車が必要となる災害を経験する機会は少ない(無い方が理想)ので、引き続き、訓練や事例研究をするなどして、いつ起こるか分からない高層での災害に備えて欲しいと思います。
終日、熱心にご指導いただきました昨日の亀山市消防本部、松阪地区広域消防組合並びに本日の2消防本部の皆様には、感謝いたします。(K.A)
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