昨日、中級幹部として必要な識見と管理能力及び幹部として相応しい人格と指導力の習得を目的とした中級幹部科に21名、消防ポンプ自動車等を保有する企業等において消防防災業務を行う自衛消防隊員としての活動に必要な知識と技術の習得を目的とした自衛消防隊特定教育に、14企業29名の方が入校されました。
中級幹部科は、知識習得を中心に19日まで、自衛消防隊特定教育は、訓練を中心に13日まで行います。
これから週末にかけて、この冬一番の大寒波が襲来するということで、非常に寒くなった12日、中級幹部科は、個人研究発表を順番で行った後、桑名市消防本部のご協力による「緊急消防援助隊」と心理カウンセラーによる「メンタルヘルス対策」の講義、自衛消防隊は、冷たい風の中、基本訓練として、空気呼吸器・機関運用、ホース延長の訓練と「自衛消防隊活動総論」の講義を行いました。
自衛消防隊の皆さんは、寒さと戦いながら、真剣に訓練に取組んでいました。
事業所には、危険物なども多く、火災が発生すればその被害も大きくなる可能性が高く、経済的損失も莫大となりますので、自衛消防隊の初期対応は大変重要です。
最終日の明日は、もっと寒くなる予報ですが、入校頂いた皆さんには、知識と技術の習得にしっかりと取り組んで頂き、学んで頂いたことを各事業所に持ち帰り、自身の向上のみならず、事業所における自衛消防隊活動のレベルアップにも努めて頂きたいと思います。（Ｋ．Ａ）
