そったく日記

三重県消防学校

空気呼吸器取扱と熱気体験

 初任科学生は、5月31日と6月2日の2日間に分かれて、空気呼吸器取扱訓練とAFT(建物火災消火訓練施設)での熱気体験等の訓練です。
 空気呼吸器は、点検→本体着装→面体着装の順で学びます。名称や取付順序など、着装を完了するまでに、注意しなければならないことがたくさんあります。安全かつ確実に着装を行うために、繰り返し練習を行う必要性を感じたことと思います。
 また、AFTを使って熱気体験と一階進入要領を学びました。1階では、上部と下部空間の温度差を、2階では、下から吹き上げてくる熱気を学生は、まさに肌で感じていました。さらに、教官の展示により、1階の進入要領を学びました。
 学生は、実科や座学ともに、覚えることがたくさんありますが、これはすべて現場での活動に生きてくるものであり、生かさなければなりません。本格的な暑さに負けず、引き続きしっかり訓練してほしい。(M.S)