今日も晴れてはいるが、少し肌寒い。1日に卒業した初任科第54期の卒業所感文を読み返した。
「耐久訓練で右足を痛めてしまい、3週間は訓練を見取りすることしか出来ず、焦る気持ちでいっぱいでした。」
「炎天下の中での防火衣を着装しての訓練は過酷で辛さしかありませんでした。」
など初めは戸惑い、苦しんでいた学生が、
「救急科や消防活動訓練など、ここでの学びを通して、1つの分野だけでなく、様々な分野に興味が出てきました。」
「当たり前のことを当たり前にすることの大切さ、そして、それを継続することがより大切であると学びました。」
など少しばかりの手応えを感じ、前向きな変化があった。
80名の卒業生たち、それぞれの部署で、初心を忘れず、また、平常心で、地域の安全安心のために尽くしてほしい。(M.S)
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