そったく日記

三重県消防学校

火災調査官への道

 皆さま、おめでとうございます。今年も「そったく日記」をよろしくお願いいたします。
 さて、現任消防職員の今年最初の教育が、「火災調査課程」です。
 昨日から「火災調査課程 第17期教育」が開催され、県内から28名の現職消防職員が入校されました。

 この課程の天王山は、第2週目の月曜日に実施する模擬家屋の燃焼実験です。
 実際に4畳半の模擬家屋を建築して、室内に家財道具等を入れて燃焼させます。消火後に学生が火災調査を行い、一式の火災調査報告書を作成することになりますので、学生の皆さんは時間に追われる課程となりますが、頑張ってほしいと思います。
 本格的に始動した2日目は、志摩広域の三浦講師による関係法規、午後から余野元消防学校長による化学実験、7限目には私が灰かき要領実習を行いました。




 担当教官として、学生の皆さんが所属に戻り、火災調査技術を現場や職員に広めていくための「技術の引き出し」をより多く持って帰れるようにしたいと思っています。火災調査とは「真実は現場にある。」です。(D.Y)
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