そったく日記

三重県消防学校

水難指導者・鳥羽海保合同訓練、救急車同乗研修

 
平成30年8月28日(火)〜30日(木)の3日間、水難救助指導者12名と鳥羽海上保安部巡視船いすずの潜水士5名が合同潜水訓練を実施しました。

・初日から過酷な暑さの中、巡視船いすず船体を泳ぎ、素潜りや重量物を搬送、捜索訓練等を実施しました。
・2日目は沖合に出て、基本泳力、素潜り、船首から垂らしたロープを登ったり、船の庇を腕だけで渡ったりとハードなメニューを行い、午後からは水深20mにて捜索訓練を実施しました。
・3日目午前は、水難事故想定訓練、午後はいすず船体を各装備を外しながら泳ぎ、また船尾に垂らされたロープを登るという過酷なメニューでした。






 3日間に渡り、巡視船いすず船長以下安全管理員の方々や潜水士の温かいご支援、ご協力により、水難救助指導者は、海保潜水士の潜水テクニックやノウハウ、深い知識はもちろん、何より、「人を助ける」という篤い気持ちが一段と高まったと思います。
 そして、毎日美味しい昼食、ボンベ充填等も本当にありがとうございました。



 8月27日(月)から31日(金)まで、救急科の学生77名は、各所属で救急車同乗実習を行いました。
 学校教育と現場活動の違いを少しでも経験できたと思います。卒業後、自分たちが使用する資器材を触ったり、処置の仕方、観察の仕方、傷病者への接し方、家族への対応、病院での引継ぎなど、救急隊員として必要な様々なことを経験でき、現場の雰囲気を理解できたと思います。
 所属の先輩たちの動きと比べてまだまだですが、今後も温かいご指導よろしくお願いします。(S.S)