そったく日記

三重県消防学校

警防課程34期教育 4日目(校外研修)

 1月26日(木)警防課程教育のカリキュラムの一環として、三重県伊賀市にある初田製作所のYOKOI FIRE BASEにて、校外研修(火災研修)を実施しました。

 YOKOI FIRE BASEでは、初田製作所様、JTF(ジャパンタスクフォース)様のご協力のもと、コンテナ内で生火を使用して火災性状を確認し、上昇プルーム、シーリングジェット、ロールオーバーに至る行程、また間違った放水時の危険性等を学び、火災性状の座学では火の発生方法(燃焼の4要素)から始まり、煙を知ることの大切さや怖さを実際の火災映像を観ながら、ご講義いただきました。

 

 また消防ホースの講習では、平織りや綾織りの強度比較、V字屈曲での引きずり時の摩耗状況を改めて学ぶことができました。

 近年の火災対応は、様々な建築様式の変化等により、我々消防士にとって、リスクの高い活動となっており、火災現場において安全且つ効果的な活動を実施するために必要な知識、技術は日々進化しています。

 今回の研修で学んだ、炎・煙・温度に対する知識や技術を個人のスキルアップ向上や組織力の向上に繋げて欲しいと思います。

 「1人でも多くの命や財産を守るために…」

 念願のyokoi FIRE baseでの校外研修開催にご協力いただきました初田製作所またJTF(ジャパンタスクフォース)のスタッフの皆様には心から感謝いたします。



主担当 H.H