そったく日記

三重県消防学校

水難救助課程:5月30日に学生16名と指導者4名が卒業!

 
 いよいよ10日間に亘る訓練が終了しました。みんな厳し訓練によく耐えました。特にインターバル訓練は、全員ができるまで行うという厳しいものです。さらに、10本目は連帯感を高めるために全員で手をつなぎ、付加を与えて挑みました。写真では伝わりにくいですが、本当にきつい訓練です。

 
 そして、水難救助課程の締めくくりは妨害排除訓練と指導者チームも参加する班別リレーです。大人げなく、指導者チームの圧勝でした。妨害排除訓練では、30分間水中で様々なトラブルに見舞われますが、指導者の安全監視のもとに、確実に、そして落ち着いて対処できました。

 
 次々と発生するトラブルに30分間耐え抜きました。1週目では、水を飲み、パニック気味になることもありましたが、見違えるほど成長していました。

 
 すべての訓練が終了し、学生だけでなく指導者達も全員その顔は、達成感に満ち溢れていました。午後からは、訓練検討会でこの2週間の思いを全員が発表し、充実感がその言葉からも伝わってきました。私自身は水難救助に携わっていますが、この課程に入校経験はなく本当に羨ましくも思えました。

 
 修了式では、修了証書、役員への感謝状に加え最優秀賞と、ベストバディー賞が授与されました。授賞された方おめでとうございます。この課程で学ぶことは、本当に基本的なことばかりです。これからは所属でさらに技術を磨き、少しでも高い位置を目指してください。

 
 本日で、指導者を卒業される4名の方々、本当に長い間、ご指導いただきありがとうございました。そして、お疲れ様でした。これからは、現場で後輩潜水士のご指導よろしくお願いします。また、来年度以降もご指導いただきます皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

 最後になりますが、10日間の研修を終えられた学生の皆様、バディ同士で励まし合い、班員で盛り上げ、全員で水難救助課程を成功させていただき本当にありがとうございました。今後、県内外の現場で活躍されることを期待しています。(O.H)

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