そったく日記

三重県消防学校

今週の初任科の学生の活動(初任科第51期教育総合査閲訓練・消防活動総合訓練−古米校長奮闘記)

  
鈴鹿市石薬師町にある三重県消防学校では、8月も下旬に入り、不順な天候が続くこの頃ですが、今週は、初任科の学生は、平成26年8月25日(月)から8月29日(金)まで訓練礼式及び総合査閲訓練、消防活動総合訓練を実施します。そのうち、8月26日の総合査閲訓練及び8月27日の消防活動総合訓練について触れます。
  
総合査閲訓練では、来る9月20日(土)(雨天等順延)に予定されている総合査閲のために初任科の学生の考えた種目ごとの事前訓練が行われました。
  
部隊訓練では、隊長の号令に従って全員が揃って行進します。
体力向上運動では、屈み跳躍や水平回転などの運動を全員合わせて行います。
徒手搬送では、要救助者を1人または2人で搬送します。
検索救助訓練では、4人1組で要救助者を検索し、救助します。
ホース延長・放水訓練では、消防車から降車し、3本ホースを延長し、放水を行います。
  
初任科の学生は、今まで学んだ基礎の技術を発揮して、当たり前のことをきちんとやる必要があります。きちんとできるよう反復練習を自ら課す必要があります。あと3週間しか残っていません。ぜひ、成果が発揮できるよう頑張ってください。
  
8月27日の消防活動総合訓練では、7ブースに分かれて、応用的な消防活動総合訓練を実施しました。緊急指令が入ったとの想定で、「防火衣着装→消防車乗車→車内で空気呼吸器着装→消防車降車→現場情報収集→ホース延長→放水」と実際の流れの中での訓練を行いました。「当たり前のことを、当たり前のように、当たり前にやること」が確実にできること。何事も反復すること。日々の努力が重要です。
  
初任科の学生は、地域住民の生命財産を守る崇高な使命を持つ消防人としての自覚をもって、今以上に自己研さんを忍耐強く続ける必要があります。使命達成のために、「体力錬成・筋力アップ・反復学習・反復練習」心技体知を磨くため、一層の精進を期待します。(HM)

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