そったく日記

三重県消防学校

警防技術交換会当校で開催される(三重県警防技術交換会開催:古米校長奮闘記)

 10月2日に三重県消防長会主催の警防技術交換会が消防学校で開催されました。
警防技術交換会は、県内複数の消防本部が連携して、訓練想定に基づく人命救助訓練や火災防ぎょ訓練などを通じて警防技術を披露するものです。
  
 最初は、北勢ブロック5消防本部6隊で行う人命救助訓練で、中高層マンションの工事現場の地下室で発生した救助事案の訓練想定です。指揮隊、救助隊、救急隊、消火隊に分かれて役割を果たします。
  
 2番目は、中勢・伊賀ブロックの3本部4隊による火災防ぎょ訓練です。耐火造2階建ての想定で指揮隊、救助隊、消火隊それぞれ役割を果たします。濃煙排気のため、送風機が使用されました。
  
 3番目は、伊勢・志摩ブロックの3本部4隊による救助訓練です。橋梁上で乗用車2台の事故で、1台は橋梁上、1台は、橋梁下に落下の想定です。指揮隊、救助隊、救急隊、消火隊に分かれて役割を果たします。
  
 最後は、松阪・紀勢・東紀州ブロックの。耐火造8階建て3階から出火の想定です。指揮隊、はしご隊、消火隊、救助隊に分かれて役割を果たします。はしご車も出動し、高所からの救助や消火活動を行いました。

 それぞれのチームがそれぞれの役割を果たすことにより、迅速な救助や消火活動が安全確実に実施されました。きちんと訓練を披露された参加の隊員及び消防長始め安全管理等運営スタッフへの敬意を表したいと存じます。今後とも、より安全で高度な救助技術や火災防ぎょ技術を発揮されていくことを期待します。

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