そったく日記

三重県消防学校

救助科訓練始まる(救助科救助課程第24期教育−古米校長奮闘記)

  
 台風一過の秋晴れの天候が続き、朝夕涼しいこの頃ですが、鈴鹿市石薬師町にある三重県消防学校では、救助科救助課程第24期教育が先週(10/1)から始まり、今週は、救助科における訓練が本格化します。
  
 7日は、3連梯子を使った基本訓練と介添救助訓練を実施しました。

  
 介添え救助では、要救助者は、冷静さを欠いていることもあり、まずは落ち着いて行動させることが重要、また、上部でのロープによる確保と決められた手順による介添によって要救助者の安全を確保することが重要との教官の言葉に頷きつつ、確実で迅速な訓練を行いました。
  
 8日は、午前は、確保要領訓練を実施し、午後は、高速道路連絡協議会の協力のもと、ネクスコ中日本ハイウェイパトロール名古屋株式会社から「交通管理隊による本線上の活動及び関係機関との連携について」と題して特別聴講を実施しました。
  
 救助科の学生は、安全に配慮して基本を確認しつつ、訓練をきちんと行う必要があります。様々な場面で、救急科の学生の手本となるよう、活動し、行動されることを期待します。地域住民の生命財産を守る崇高な使命を持つ消防人としての意欲と気概をもって、より一層の精進を積み重ねてください。
 
 救急科の学生は、1か月間、救助科と同時に学習することになります。先輩に負けないよう、一生懸命に努力して学習や実習に励む必要があります。一日でも早く、立派な消防士となってください。(HM)

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