そったく日記

三重県消防学校

警防科訓練始まる(警防科警防課程第26期教育−古米校長奮闘記)


2月末を迎え、26日は雨で、今日から寒くなるとのことですが、梅の花もちらちら咲き始め、春の訪れが近くなっていると感じるこの頃です。鈴鹿市石薬師町にある三重県消防学校では、今週2月23日から3月6日までの日程で警防科警防課程第26期教育が27名の学生を迎え、実施されています。
 
23日は、大阪市消防局から大塚講師をお迎えし、損失補償と損害賠償について、24日は、総務省消防庁平子講師をお迎えし、緊急消防援助隊について聴講しました。25日は、ヨネ株式会社から講師を迎え、ノズルの特性について、伊勢市消防本部から講師を迎え、警防行政の現状と課題について学習しました。講師の皆様には、お忙しいところ、本当にありがとうございました。今後とも、お世話をおかけしますが、よろしくお願いします。
 
26日は、検索救助の基本訓練を屋内訓練場で実施しました。

 本日27日は、午前中、主訓練塔燃焼実験室で燃焼実験を行いました。閉鎖空間で実際に木材を燃やして煙層と空気層、中性帯の生成を実感できたことと思います。

警防科の学生は、警防活動や警防行政にこだわりと自負をもって、さらに研鑽を積むことにより、今後とも、地域住民の生命財産を守る崇高な使命を持つ消防人として活躍を期待します。(HM)