そったく日記

三重県消防学校

「大きな声を出せっ!」「所属に帰ってからが勝負だっ!」・・・・警防科警防課程第26期教育修了

平成27年2月23日(月)から3月6日(金)の消防職員警防科警防課程が終了しました。「大きな声を出せっ!」「所属に帰ってからが勝負だっ!」と切磋琢磨した県下27名(平均年齢30歳)の消防職員の方々は知識・技術そして職員同士の交流を深め卒業されていきました。
カリキュラムは「機関運用」「損失補償や損害賠償」「ノズルの特性」「燃焼実験」「屋内検索救助訓練」「応急はしご救助訓練」「狭所におけるホース延長」など直面する現場活動に生かすことができる内容としました。この教育課程のアンケート結果では「今後はこのような訓練を実施して欲しい!」「もっとこんな事を教えて欲しかった!」との意見もいただきました。

担当教官としての感想は・・・・初めて感じる担当教官という責任。第26期の皆様に「満足感や充実感、そして融和を図るためにはどうしたら良いだろうか?」など思いあぐねた2週間でした。27名全員のニーズに応えることはできませんでしたが、県内の「各消防本部の現状」や「地域性」などを鑑みて、消防の根幹である「火消し」の技術を更に高めて行かなければならないと感じました。
志を新たにして卒業された警防科警防課程第26期の皆様へ・・・市民の負託に応える活動の展開とその安全、そして所属を担う素晴らしい隊員・隊長になられることを心から願っています。また、お会いできる日を楽しみにしています。  担当教官 H・Y

三重県消防学校ホームページへ

[w230left]