そったく日記

三重県消防学校

初任科第52期「先輩と語る会」

4月24日(金)、この時期恒例となっている「先輩と語る会」を開催しました。
これは、昨年度初任科教育を修了した先輩消防士達に依頼し、今年度入校中の初任科学生と対談(教官の立ち会いはありません)し、
当時の思い出や楽しかったこと、辛かったことなど後輩達へアドバイスをしてもらうという講義の一つです。
       


       
先輩消防士達は昨年度の初任科第51期の成績が優秀であった者18人で、彼らも「卒業したら、先輩として語る会に参加したい!」と憧れを抱きながら8ヶ月間頑張り、その念願が叶いました。
       


       

この講義は入校中の初任科生の「自己表現力の向上」も目的の一つで、「非常呼集はどのタイミングで行われますか?」「やっぱり○○教官は怖かったですか?」など先輩への質問は多種多様であったようです。そんな対談で「一番辛かったことは?」という質問に対し、先輩消防士は「罰則で訓練に参加させてもらえなかったことが一番辛かった」と答えているのが印象的でした。

久しぶりに昨年度の担当教官と教え子(先輩消防士達)が再開し、近況報告を行うなど情報交換し、思い出にひたる一時となり、それぞれが初心に返る「先輩と語る会」になりました。

教官:平蔵