そったく日記

三重県消防学校

消防団員普通科教育が始まりました

13日と14日は、消防団普通科の教育訓練が行われます。
三重県消防学校に消防団員さんをお迎えするのは、今年度初めてです。
団員の皆さんは、仕事をされながら、地域住民の生命財産を守るため日夜、消防団活動をされています。




消防団活動と仕事を両立させることは、難しいことであり、全国の消防団員数は、昭和27年には2百万人、平成元年には百万人を超えていましたが、平成26年には、約86万人にまで減少しています。

こうした傾向とは反対に、大規模災害が懸念される中、防火・消火活動に加え、災害予防・減災活動が求められるなど、地域に根差した消防団への期待は益々大きくなっています。

こうした中で、このたび、県内各地から24歳から49歳という幅広い年代の消防団員さん(経験年数:0年〜18年)24名が、消防団活動の基本事項を学ぶため、消防学校に入校され、消防制度や安全管理の座学や訓練礼式、ホース延長、放水などの実動訓練に参加されます。














13日は、入校式、倫理・消防制度の座学、訓練礼式、ホース延長訓練が行われました。
消防職員のようにはいきませんが、皆さん、機敏に訓練を実施されました。短い期間ですが、休日にもかかわらず入校された団員さんにとって、有意義な2日間になることを願っています。

総務省消防庁東京消防庁の協力のもと制作された消防団ドラマ「HEAT」が、7月7日から、全国のフジテレビ・関西テレビ系で放映されます。これにより、消防団の認知度が高まり、団員の増加につながることを期待しています。(KA)

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