19日（日）に開催されました四日市市消防団消防操法競技大会に行ってきました。この競技大会は今回で、52回目となる歴史のある大会です。
競技内容は、全国で実施されている決められたルールに基づいて実施する操法ではなく、四日市市独自に毎年競技内容を決め、タイムと正確さを競うものです。
今回は、四日市市消防団の25分団が、大規模地震時の人命救助と延焼防止をテーマとした競技内容で競い合いました。
自動販売機の下敷きになった人命の救助を行った後消火活動に移るもので、消火活動は、３種類の的で実施されました。
２分を基準タイムにして、１秒ごとに得点を加減し、そこから誤って落としてしまった的の数による減点を行い、総合点を出します。
（１か所10個程度の的が２色で準備され、決められた色の的だけ、放水で落とす）
今回は大接戦で、南楠と神前の２分団が、1分28秒、減点０の同点で、抽選の結果、１位 南楠分団、２位 神前分団となり、1分29秒減点０の県分団が３位となりました。
参加分団それぞれが、決められた基本事項以外、選手の動き方は自由なので、より好タイムを出すために工夫をして、競技に臨まれました。
また、会場では、はしご車体験試乗などもあり、地域の応援も兼ねて多くの家族連れで賑わい、消防団の活動を知ってもらういい機会になったと思います。
参加された消防団員さんたちは、大会までの練習や当日の競技、大変、お疲れ様でした。これからも更なる技術の向上に励んで頂きたいと思います。
消防学校では消防団員さん向け課程の開催も予定していますので、機会がありましたら是非、入校して頂きたいと思います。（K.A）
