９月７日、初任科生は所属研修（予防・査察業務など）のため、各消防本部へ行っていますので、消防学校にはいませんが、10月１日に開催される第12回警防技術交換会に向け、各本部の皆さんが交代で訓練のため来校されており、今日も朝から訓練をされています。
初任科生の所属研修において、消防学校のある鈴鹿市の初任科生３名は、午前中、鈴鹿市消防本部予防課長の話を聞いた後、鈴鹿市役所庁舎（平成18年竣工、15階建）の消防用設備を見学しました。
午後からは、市内のスーパーで消防本部と市の建築指導課が実施した立入検査に同行し、現場実務を体験しました。
今まで学んだ査察の講義を思い出しながら、先輩職員が実施する確認作業を真剣に見入っていました。また、随時、検査の途中でも解説を受けました。
消防計画、消防用設備、通路幅の確認など、消防学校で講義や実習で習得した内容ですが、現場作業を通して、解説してもらうことで、更に理解が深まったと思います。
その後本部に戻り、実施した立入検査の解説、危険物の学習、予防課長の話と慌ただしい１日となりましたが、所属の皆さんと交流できたことや実務体験ができたことは、初任科生にとって有意義であったと思います。
他の本部の初任科生も同じような体験、研修を受けたことと思います。
明日からは、19日の総合査閲に向けた訓練など総仕上げの日課となっていますので、元気に復校してください。（K.A)
