そったく日記

三重県消防学校

消防団員指揮幹部科現場指揮課程(第3回)を実施しました

消防学校のある鈴鹿市では、11月21日から23日まで、鈴鹿バルーンフェスティバル2015 <2015熱気球ホンダグランプリ第5戦(最終戦)・第24回鈴鹿市長杯>が開催されています。
今年度は、栃木、長野、岩手、佐賀県で4回が開催され、鈴鹿が最終戦です。
今回の大会には、全国から28チームがエントリーしているとのことで、消防学校上空にも、カラフルな熱気球がたくさん浮かんでいました。



こうした中、21日と22日に、消防団員指揮幹部科現場指揮課程(第3回)が行われました。
この課程は、消防団の部長・班長を中心とした現場責任者向けに、県内すべての消防団を対象に、3回に分けて実施するもので、今回は、伊勢市松阪市鳥羽市、熊野市、明和町南伊勢町御浜町消防団から25名の団員さんが入校されました。






課程の内容は、今までの2回と同じで、初日は、地域住民指導や安全管理の講義と心肺蘇生法、AEDの取扱などの実技を実施し、翌日は、救助、救命活動、火災ぎょ、現場指揮等の訓練を行いました。

今回の訓練で初めて、地域防災力の要として期待の高まる消防団の教育訓練の充実を図るため、消防庁から貸与され13日に納車された救助資機材搭載型消防ポンプ車を使用しました。


今後、このポンプ車を有効に活用して訓練を実施していきたいと考えています。

熱気球もライセンス取得や大会での優秀な成績を収めるには、フライト訓練を繰り返し行わなければなりません。
消防活動はじめ危険の伴う活動をするにあたっては、安全に活動できるよう訓練を繰り返し行うことが重要です。
参加頂いた皆さんは、貴重な休日に入校され、訓練に取組んで頂きましたので、この2日間で学んだことを、今後の活動や訓練に生かして下さい。

明日は祝日ですが、20日午後から再開された初任科は、23日から25日まで消防活動訓練を行います。初任科生にとっては、消防学校での最後の訓練になりますので、今までの集大成として訓練に臨んで欲しいと思います。
明朝の復校は、熱気球も迎えてくれることと思います。(K.A)
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