そったく日記

三重県消防学校

初任科卒業式まで1週間

 初任科生が入校したのは、桜も散り始めた4月8日でした。あれから早くも8ケ月が過ぎ、来る12月3日には、卒業式を迎えます。
 学生の卒業所感文にも、多くの学生が、「長いようで短かった」という感想を書いているように、学校関係者にとっても、毎日いろんなことがありましたが、終わってみればあっという間に8ケ月が過ぎた感があります。
 今週の初任科は、23日から25日まで、消防活動総合訓練を実施し、26日と27日は、土曜日や祝日の振替などで休暇です。
 この休暇に合わせて、25日の夕方から、イベント委員を中心に1泊の卒業旅行を企画し、多くの学生が参加をし、懇親を深めました。卒業後も同じ職の仲間として、交流を続けて欲しいと思います。
 9月20日以来の消防活動総合訓練で、忘れていないか心配もありましたが、円滑に訓練を実施しており、安心しました。





 そして、30日から12月2日は、惨事ストレス、接遇、倫理等の授業と訓練礼式の仕上げとしての学校長点検、卒業式のリハーサル、研究発表を行い3日は卒業式です。


今までの苦労、努力を思い出し、これからの奮起につながる感動的な卒業式にして下さい。
学校長として学生にかかわったのは、行事の時ぐらいですが、12月に入ると、倫理の授業、学校長点検、卒業式と最後に関わる機会もあり、少しでも役立つことを伝えられればと思っています。
 卒業式が終わると消防署勤務が始まります。今までとは当然、緊張感も違い、戸惑うこともあると思いますが、消防学校の卒業を自信にして、乗り越えることを願っています。
 消防学校で残された4日間、悔いの残らない生活を送るとともに、消防署員としてのスタートに向け、気持ちを切り替え、職場に順応できる態勢にして欲しいと思います。
 これまで、消防学校の初任科教育を支援いただきました消防本部、ご家族、講師はじめ多くの皆様に感謝申し上げます。
 消防学校の卒業は、消防士としてのスタートです。初任科生は皆さんの期待に応えるべく、努力を積み重ね、1日も早く、一人前の消防士になってください。(K.A)
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