そったく日記

三重県消防学校

初任科緊張の2日間

初任科第53期生にとって、昨日は、入校式や物品配布、校内案内など慌ただしく1日が過ぎたことと思います。
2日目の8日は、昨日、雨のためできなかった記念撮影を行った後、自己紹介と校歌の練習を行いました。



今回の入校生は、30歳から18歳で、平均年齢が21.6歳(昨年は22.2歳)となっています。
自己紹介では、社会人経験者が少なく、大学、専門学校、高校を卒業して直ぐに消防職員になった学生が多く、人前で話した経験も少ない中、全員が少しでも自分を分かってもらおうと、経歴、消防士をめざした動機、消防学校での抱負等を発表しました。
自己紹介で、野球、サッカー、ラグビー、柔道、空手等のクラブに所属し運動・体力には自信のある者、救急救命士の資格を持っている者、消防団経験者、県外出身者、各自の趣味などたくさんの情報が得られましたので、これを契機に学生間でも交流し相互理解を深めて欲しいと思います。
スタートラインは同じでも、それぞれ、体力、知識などの基礎となる能力には違いがありますので、周りに追いつこうとするのではなく、今の自分を基準に目標を定めて、地道に努力を重ね、確実に消防士として求められる能力をつけて欲しいと思います。
そして、今日述べた抱負は、有言実行して欲しいと思います。

本日は金曜日のため、課程がすべて終了した後、帰宅準備を行い、管理棟前で教官からの訓示を受けた後、消防本部ごとにまとまって、徒歩やタクシーで最寄りの駅まで向かい、帰宅の途につきました。(原則、金曜日に帰宅し月曜日に復校します)
来週から、本格的に教育訓練が始まります。月曜日には元気に復校して下さい。



校歌の1番は、「空に舞う桜ふぶき、山脈はるかあおぐ学舎 より高く理想をかかげ より深く知識を学ぶ ああ三重県消防学校 今今今希望(のぞみ)あらたに」であり、まさに初任科のための歌詞になっています。
校歌は、毎朝、寮内に流されますので、学生たちはすぐに覚えると思います。



また、本日は隣接の三重県立石薬師高校はじめ多くの高校で入学式がありました。初任科生はじめ多くの若者が新たな夢に向かって新たなスタートを切りました。消防学校の訓練等の様子は、登下校の学生も目にすることがありますので、消防に関心を持ってもらうためにも、機敏な行動をして欲しいと思います。(K.A)
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