そったく日記

三重県消防学校

消防用設備の実習

21日は午後から、消防用設備の最終回として、消防学校の消防用設備を管理して頂いている事業者の方にお越し頂き、火災感知器など消防用設備の仕組みや使用方法等の説明をして頂きました。
管理教育棟において、火災感知器・報知機などについて説明を受けた後、実際に消防学校の火災報知機や火災受信盤を操作するなどして、警報用設備の機能や仕組みを学習しました。
(消防学校の火災感知器が作動すると、自動で日本語と英語の2か国語の緊急放送が流れると共に防火扉も連動して閉まります)



2班に分かれていたものの、50人を超える学生で、学校の事務所や廊下は大混雑でした。
さらに、消火設備訓練施設においては、スプリンクラーなどの消火設備の説明を受け、主訓練棟では、垂直降下式(斜降式は使用せず)の救助袋の体験を行い、避難設備の使用上の注意点などの説明を受けました。
救助袋では、降下時に靴や帽子を忘れてしまうこともありましたが、いい経験になったと思います。


各事業所が行う消防訓練に、消防職員が出向き指導することもあります。その際には、消火器、消火栓、救助袋、火災報知機の取扱等を説明することとなりますので、指導できるよう正しい知識を身に着けて欲しいと思います。
そして、25日(月)には、消防用設備の効果測定があります。
決裁で問題が回ってきましたが、教官厳選の問題で、記述も多く、中途半端な知識では、苦戦するかもしれません。
応用問題はありますが、難問は無かったと思いますので、週末は、基本事項をしっかりと復習し、1回で合格して欲しいです。

そして、効果測定の翌日には、消防救助技術東海地区指導会が行われます。懸垂幕もすでに掲げられており、初任科生は憂いなく大会運営に参加できるよう効果測定を無事終えて下さい。(K.A)
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