そったく日記

三重県消防学校

新たなステージ(救急科)へ

長いようで、終わってみればあっという間の10日間の休暇が明け、足取りも軽く?学生が復校し、活気あふれる消防学校が戻ってきました。



本日(22日)から救急科が始まりますが、12月6日の卒業まで、土日祝日を除けば、残り72日です。その間には、消防車同乗研修等の所属研修が6日間あり、消防学校での日課は、66日しかありません。
この残り少なくなった66日間を有意義に過ごし、少しでも理想の姿に近づいて欲しいです。

今年度の救急科は、海上保安本部職員1名を研修生として迎え、103名で実施することとなり、救急救命士の資格取得者12名を中心に、皆で助け合って知識習得に努めて欲しいです。1人で別組織から新たに加わる海上保安部職員さんは、慣れるまで大変と思いますが、巡視船の潜水士としての豊富な経験を生かし頑張って頂き、学生達にも刺激を与えて欲しいと思います。機会はないと思いますが、個人的には、泳ぐ姿を見てみたいです。


救急科で学ぶことは非常に専門的で、教えてもらわなければ、身に付きませんので、学ぶ心を持ち続け、謙虚、素直に学んで、自分の知識、知恵にして欲しいです。
救急救命士資格取得者へ問いかけながら講義を進める講師もいますので、救急救命士も、自信過剰、油断は禁物です。   (救急科になり教室もそれらしく変わりました)

救急科は、救急救命士の教官2名(3年目と1年目)を中心に、病院や消防本部から派遣頂く医師、看護師、救急救命士など外部講師のご協力により実施します。
お世話になる講師の皆様には、お忙しい中、ご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。




また、本日から、訓練生14名、指導者等11名の合計25名による名古屋市消防局の訓練(2泊3日)も行われています。
この訓練は、特別消防隊に異動してきた職員を対象に、1年間かけて実施している訓練の一環として、毎年、水深5mのプールを備える三重県消防学校で実施されるものであり、3月まで様々な訓練を行い、来年4月から現場に派遣されるとのことです。


入校中の皆さんには、それぞれの目標に向かって頑張って欲しいです。
そして、救急科学生には、県外の消防職員さんや他組織職員さんとの共同生活を通じて、違った刺激や気づきを得て欲しいと思います。(K.A)
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