そったく日記

三重県消防学校

奈良県初任科生との交流

奈良県初任科生41名(内女性2名)が、建物火災実科訓練施設(AFT)で訓練を行うため、三重県消防学校に来校されました。
奈良県内には、大きな広域消防本部があるため、3消防本部しかなく、同所属の初任科生がたくさんいる構成になっています。
奈良県の初任科は、救急科で中断する三重県とは異なり、初任科卒業式を9月16日に控え、最終段階になっており、本日(25日)のAFTでの訓練も含め、実践的な訓練が連日行われているとのことです。
午前中、AFTでの訓練を行った後、午後から30分間、グループに分かれ両県初任科生の交流会が実施され、それぞれが、消防学校生活などを話し合っていました。
奈良県では、入寮中は、スマホ、携帯は使用禁止で、事務所で保管。
奈良県には定例外出日(三重県は水曜日に設定)や売店は無い。
奈良県では、非常呼集は1回実施(三重県は数回実施)
・体力錬成の内容(三重では、縄跳び等ユニークな内容も実施)
          など、各校の状況を話題に盛り上がっていました。
また、両県の総代は2人で親密に、日頃の苦労?等情報交換。(三重県の役員腕章は白地なので目立つ)
その後、約1時間、奈良県の訓練を三重県が見学しました。






両県は隣接しており、合同訓練はじめ連携協力の機会もあると思いますので、引き続き、交流を深めて欲しいと思います。
今回、隣県の同じ目標に向かって歩んでいる初任科生同志の交流を通して得られたものが、今後、両校初任科生の訓練等に活かされることを願っています。
奈良県初任科生の皆さん、大変お疲れさまでした。
三重県初任科生は、1日しか訓練できない奈良県初任科生と異なり、いつでもAFTが使える等今日分かった恵まれた環境に感謝し、訓練に励んで欲しいと思います。

また、プールでは、水難救助指導者の定期訓練が行われました。そして、30日から3日間、海上保安庁との海洋合同訓練が予定されています。少し、台風10号の進路が心配ですが、これも、年1回の貴重な訓練ですので、大いに成果をあげて欲しいです。(K.A)
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