そったく日記

三重県消防学校

初任科校外研修

昨日(26日)、初任科は、校外研修を実施し、消防活動とは切り離せない空気呼吸器や消防車両を製造している工場見学のため、兵庫県へ出向きました。
午前中には、空気呼吸器等を製造しているエア・ウォーター株式会社(神戸市)、午後からは、消防車両を製造している株式会社モリタ三田市)のご協力を得て、工場見学をさせて頂きました。












両社とも、消防士の安全を確保し、一人でも多くの人命を救うため、消防活動が向上できるよう機材の製作、改良に取組まれています。
空気呼吸器であれば、軽量化や使用可能時間が大きく改善されていることが分かりました。












今回の研修において、初任科生は、消防士の安全は、多くの皆さんの取組に支えられていること、高価でデリケートな機材が多く少しの損傷でも使用できなくなること等を知ることができ、機材を慎重に取り扱う意識も高まったと思います。
これからの訓練では、空気呼吸器や消防車の取扱がより丁寧に行われることを期待しています。


長いバス移動では、順番で与えられた項目について思いを述べる他隣席者と談笑する等、学生たちはリラックスした時間をおくり、訓練の合間の息抜きにもなったと思います。



本日の午後は消防活動総合訓練です。もちろん、空気呼吸器と消防車も使います。訓練を重ね、昨日、忙しい中、説明や案内をして頂いた工場の皆さんの期待に応えられるよう、機材を使いこなしレベルの高い活動ができるようになって欲しいです。
校外研修にご協力頂きました2社の皆様には感謝申し上げます。(K.A)
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