そったく日記

三重県消防学校

日課予定表もあと1枚

初任科の入学時には8枚あった毎月ごとに作成している日課予定表も最後の1枚になりました。
時間割を見ると、特殊災害、火災調査、査察、惨事ストレスの講義はあるものの、ほとんどは、消防活動総合訓練と査閲訓練に割り振られています。



本日(1日)も、消防活動総合訓練が行われました。この訓練では、どんどん新しい想定で訓練が進められており、何度も「全然だめ」「早く・・・」という教官の声が飛んでいました。
(昨日の査閲訓練と本日の消防活動総合訓練)


訓練では、失敗は成功のための投資であり、「失敗を恐れずに」とよく言われますが、既に、一通りの技能は身に付けた初任科生にとっては、訓練で上手くいかないことがあっても、失敗したと落ち込むのではなく、成功一歩手前の「未成功」と捉え、可能性を感じて再チャレンジすることも大切と思います。
振り返れば、苦しく長い1日もあったと思いますが、もう、ここまで来てしまったと感じている学生も多いと思います。
残された1か月は、行事も多くもっと早く過ぎ去ってしまうと思います。
学生には、最後まで全力で取り組み、やりきったという満足感と自信を持って卒業することを期待しています。
そのためには、残りの日数を数えるのではなく、1日1日を大切に、充実した生活を送って欲しいです。
今日から、4回目の学生個人面談を各教官が手分けして実施します。最後の面談で、どんな話が出てくるか楽しみです。(K.A)
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