そったく日記

三重県消防学校

雨の入校式

本日(30日)から、予防査察課程が始まり、23名が入校しました。
2週間前の危険物課程の入校は、大雪でしたが、今回は雨になりました。
週末は暖かく、季節はどんどん、春に向かっている感じですが、まだ、雨の少ない時期にもかかわらず、予防査察課程の担当教官には、初任科も含め、昨年1月に担当した課程から3連続で雨の入校式となりました。(冬が2回も)
これからの晴天は花粉の心配も出てきますが、やはり入校式は晴れた方がいいです。




予防査察業務は、未然に災害を防止するため、査察等住民を対象とする業務も多く、消防法や建築基準法等の理解や安全にかかる科学的な理解等、高度な知識が求められ、10日間の課程において、建築基準法、火災予防条例、防火管理、違反是正、査察実務、消防用設備等の講義が予定されています。
雨のスタートですが、消防職員には、雨の故事や名言もよく合うと思います。
ドリーバートンの「虹が欲しければ、は我慢しなければいけないわね」という名言がありますが、「何かを望むのであれば、その前にやるべきことをやらなきゃという」意味であり、消防学校へ入校する学生にはピッタリの言葉と思います。
皆さんには、櫛風沐の努力で専門知識の習得に努め、予防査察業務を円滑に遂行できるようになって頂きたいと思います。(*「櫛風沐雨」(しっぷう-もくう):雨風にさらされながら奔走し、苦労を重ねることを意味する故事)(K.A)
三重県消防学校ホームページへ