そったく日記

三重県消防学校

初級幹部は学ぶことが一杯

初級幹部の皆さんは、担当業務だけでなく、組織管理や部下の育成指導といった新たな役割も担うこととなります。
そこで、教育技法(昭和女子大学教授)、小隊長の活動要領(大阪市消防局)、危機管理(阿蘇広域行政事務組合消防本部消防長)、惨事ストレス、リーダーシップ(津商業高校野球部監督)等、外部講師による専門講義を行っています。
これらの講義は、特別聴講として、多くの各本部の職員さんにも聴講頂いていますが、明日の「リーダーシップ」で最後となります。
本日(22日)は、その中の一つ「惨事ストレス」の講義を、名城大学の畑中准教授にして頂きました。
「ストレスとは」から始まり、「惨事ストレスの対処とケア」について、お話しいただきました。
災害現場に臨む消防職員にとって、惨事ストレスは避けて通れない問題であり、幹部として、自身のみならず部下のストレスへの対処について、今日学んだことを実践して欲しいと思います。
「まずは、自分のストレス状態に気づくこと! 自分のストレス状態に気づける=健康」
そして、午後からは、6班に分かれ学生企画の想定訓練を行いました。これで、初級幹部科の屋外訓練は終わりです。(K.A)


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