そったく日記

三重県消防学校

2週間の初級幹部科が終わりました

2月13日の月曜日から始まった初級幹部科第38期教育も本日で修了式を迎えました。
始まってしまうと「あっ」という間で過ぎました。

さて、この「あっ」という間の2週間を振り返りますと・・・
1日目は緊張の入校式から始まり、2日目は昭和女子大学の山崎教授の教育技法、3日目は基本訓練を行い、4日目は大阪市消防局の阪木講師による小隊長の活動要領、5日目は阿蘇広域行政事務組合消防本部の西岡消防長による危機管理など怒涛の1週間を過ごしました。





2週目に入ると、1週目の座学を踏まえ小隊活動訓練、想定訓練、学生企画訓練を実施して、座学では名城大学の畑中准教授の惨事ストレス、県立津商業高等学校の宮本教諭によるリーダーシップ論の講演いただきました。





その他にも県内消防本部のご支援を受け、各分野の講義やグループ討議を行い、最終日には、2週間かけて各班で討議してきた研究発表で幕を閉じました。

初級幹部科は30歳台が中心で、今後は後輩育成、現場活動、新たな分野における仕事などその職責は重くなります。幅広く知識を習得するとともに基本的な技術は元より指導力や安全管理についても、しっかりと学んでいただき、三重県内の消防力の底上げを図れれば・・・との思いからカリキュラムを作成しました。





今後の学生の皆さんの良いキッカケとなればと思います。学生の皆さん!!これからさらに頑張ってください。期待しています。(D.Y)

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