そったく日記

三重県消防学校

消防学校長を経験して

平成27年度と28年度の2年間、消防学校長を務めさせて頂きました。
最初、専門用語はわからず、別世界に来たような感じでしたが、多くの課程にかかわることで、今では、できもしないのに、講評する知識だけは身に付きました。
この2年間、どの課程においても、消防職員皆さんの情熱、体力、規律など多くのことに驚かされました。
中でも、長期の付き合いとなった初任科52期、53期のことは忘れられません。



4月に異動される方もいると思いますが、やることは同じですので、今までの経験をベースに、早く担当地域を知り、職場に慣れれば、問題ないと思います。
皆さんならきっと、できると信じていますので、頑張ってください。

皆さんと関われたことや入校式や修了式の挨拶で、何を言おうか悩み、いろんな本を読んだことは、私にとって大きな財産になったと思います。
持ち帰る本を整理したら、人材育成関連を中心に、こんなにも読んだのかという冊数になっていました。(異動先ではもっと本にかかわることになるのですが)

校長として十分なことは、できませんでしたが、消防の理解者にはなれたと思います。
この2年間、礼式と挨拶は何とかこなせましたが、馴染みの無い訓示は難しかったです。初めてのことばかりで、いい経験が出来き、消防も身近になりましたので、これからは、入校頂いた皆さんの活躍を見聞きすることが、私の喜びです。
今では、誰が乗車しているのだろうかと、すれ違う救急車や消防車を注視するようになりましたが、消防学校を離れても続くと思います。
かかわらせて頂いた消防職・団員の皆さんは、これからも情熱を持って業務にあたって下さい。期待しています。
また、このブログも気ままに書いてきましたが、今年度は、200件を超えて、これで202件となりました。
目標は週に校長1回、職員が交代で1回の計104回ですが、私も2年目で慣れてきたため、投稿回数が大きく伸びました。
このブログにより、少しは、消防学校の取り組みを知って頂けたと思っています。
引き続き、投稿者は代わりますが、ご覧いただければ幸いです。
2年間、有難うございました。(K.A)
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