そったく日記

三重県消防学校

救助科、救急科両課程大詰め

 一日中厚い雲が覆っている。
 救助科は明日で、救急科は、15日午前中で終了するので、言わば総仕上げの段階。
 救助科は、午前中に事例研究の発表。ロープのすれ、プルージックの有効性の確認など安全対策に関するデータを自らがテストして発表していた。限られた時間でのデータではあるが、安全対策の根拠となるデータの一つとなるので、職員間での共有が有効と感じた。そのほか、ヒートストレスへの対処や電気自動車など次世代自動車の取り扱いなどの発表もあり、どの発表内容も良かった。午後からは、明日の査閲訓練に向けての準備。これまでの努力を信じてしっかりやってもらいたい。
 一方、救急科は今日と明日、各消防本部の救急救命士等にご指導いただき、脳疾患対応、心疾患対応、慢性呼吸器疾患対応、異物誤飲対応、接遇対応の5想定による総合シミュレーション実習を行った。
 手技の迅速性や、症状から次の行動を先読みする力はまだまだだが、救急救命士の講評にしっかりと耳を傾け、メモを取っていた。今日の実習を踏まえて明日はもっとできるように。(M.S)
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