そったく日記

三重県消防学校

初任科にて校外研修と防災航空隊合同訓練を実施しました

10月15日(土)初任科校外研修として、滋賀県長浜市で行われた「緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練」の訓練見学を実施しました。

 

 

まずは、メイン会場で訓練設定を見学。

倒壊建物、倒壊橋梁などを想定した大規模な訓練設定に圧倒されていましたが、教官から「自分の今の技術と知識で、どのような救助活動ができるのか」との問いかけに、主観的な観点で訓練設定を見ることができていました。

 

訓練が開始されると、時間経過とともに近隣府県から順次大隊が到着、それぞれの救出訓練を実施していました。

 

そののち会場を移動し、採鉱場を利用した土砂災害救出訓練を見学。

この会場では三重県大隊が活動しており、さらに自衛隊や警察の救助隊も合同で訓練を行っていました。

 

 

翌週10月21日(金)は伊勢湾ヘリポートにて、三重県防災航空隊との合同訓練を実施しました。

 

防災ヘリコプターの機体の説明や、

防災航空隊の様々な資機材について、説明を受けました。

普段間近で見ることのないヘリコプターや資機材を前に、学生からは様々な質問が発せられていました。

 

 

そののち、合同訓練を実施。

搭乗前に、装備を整え、

いざ大空へ。

 

機内見取りのほか、数名が要救助者役として参加し、航空隊員による救助訓練が行われました。

 

強烈なヘリコプターのダウンウォッシュも体験。今まで感じたことのない強烈な風量に全身で立ち向かいます。

 

 

 

関係者の皆様のご協力、ご尽力のおかげで、校外研修、防災航空隊との合同訓練のいずれも無事終えることができ、初任科学生もそれぞれが多くの学びと気づきを得ることができました。

いつ、どこで起きるかわからない災害や事故に対応するため、日々訓練に励む先輩方の姿から刺激と感銘も多く受けたとおもいます。

 

残る初任科生活はもちろん、ここで感じ、学んだことを今後の消防人生でも十分に活かして、今度は自分たちが将来の後輩に素晴らしい背中を見せられるよう、日々研鑽を重ねてください。

 

担当 R