令和6年8月1日(木)、令和6年度三重県消防学校オープンキャンパスを開催しました。
初任科教育「住民指導」の一環として、初任科生が自ら内容を企画し、参加者に説明や案内を行うもので、昨年度に続き、2回目の開催となりました。
当日は、日差しの照り付ける非常に暑い日となりましたが、三重県内で消防士を目指している高校生、専門学校生や大学生など34名が参加し、学校施設や教育訓練の様子を実際に見学していただきました。
午前は、開会式を行った後、初任科生たちが学校生活の様子をスライド資料で説明しました。
その後、初任科生が誘導し、学校施設を順番に案内しました。
お昼は消防学校の食堂の昼食を体験していただきました。
昼食の後、県内各消防本部が講堂にブースを設け、参加者に採用情報の案内を行いました。
当日は、県内の12消防本部がブース出展を行い、参加者は各ブースを回り、熱心に説明を聞いていました。
午後からは、初任科生が、自分たちが日々行っている訓練を披露しました。
午後の非常に暑い中でしたが、実際の火災現場を想定した訓練を、皆さん熱心に見学していただきました。
訓練を見学した後は、初任科生と参加者が7つの班に分かれて、フリートークを実施しました。
消防士を志した理由や、消防学校での生活など、皆さん熱心に質問していました。
全てのカリキュラムの後、参加者の皆さまにアンケートを記入いただき、閉会式を行い、オープンキャンパスを終了しました。
ご参加いただいた皆さま、非常に暑い中お越しいただき、ありがとうございました。
消防士は日々自己研鑽を重ね、知識、技術、体力、気力を養い、あらゆる災害から地域住民の生命、身体、財産を守る、大変やりがいのある仕事です。
このオープンキャンパスに参加していただき、学校生活や訓練の様子を知り、初任科生や各消防本部の採用担当者から様々な話を聞くことができたかと思います。
消防士を目指す気持ちが強くなられた方は、ぜひ採用試験に向け、勉学を積み重ねられるとともに、体力、気力の充実に励んでいただけると幸いです。
初任科生へ
普段は講義を受け、訓練指導を受ける立場ですが、今回は参加者の方々に自分の経験や志を発信する立場でありました。
どのように参加者の方々に分かりやすく説明するか、消防をより知っていただくためにどのような姿を見せるか、自分たちが主体的に考えることで得られた気づきがあると思います。
その気づきを大切にして、今後の学校生活や訓練に活かし、残りの消防学校生活をより実りあるかけがえのないものにすることを期待しています。
最後に、オープンキャンパス実施にあたりブース出展をいただき、採用情報のご提供をいただきました各消防本部の皆さま、お忙しい中オープンキャンパスの運営にご協力いただき、ありがとうございました。
D.O