そったく日記

三重県消防学校

水難救助課程は、鳥羽海上保安部潜水士と基本訓練を実施!初任科も負けずに頑張っています!

  
 本日の水難救助課程は、鳥羽海上保安部から訓練班長と潜水士の2名の職員に来ていただき講義を実施していただきました。午前中は、海上保安庁の業務と事故対応事例を紹介していただいた後に、学生ならどのように現場対応するか等の議論を交えた講義と、潜水の知識・手技、業務内容など幅広く質疑応答を含めた講義の時間をいただきました。

 
  また、午後からは、現役潜水士の方が一緒にプールに入水して、三重県水難救助教育指導者が指導する訓練で、安全管理のアドバイスと潜水技術の披露をしていただきました。学生たちは、初日から続く基本訓練で少し疲れ気味ではありましたが、学生・指導者共々、大変貴重な体験をさせていただき感謝しております。派遣をいただきました鳥羽海上保安部様、本当にありがとうございました。

   
 今年度は、県内外11消防本部から学生が入校しておりますが、連日その激励に多くの消防職員の方々が来てくれました。県外からも来ていただき本当にありがとうございます。学生も指導者も、その激励に応えるべく頑張ります。今後とも、ご支援よろしくお願いいたします。

 
 初任科学生は、気温がどんどん上がる中、消防活動訓練を実施しました。まだまだ基本の段階ですが熱順化、体力向上も含め、ホースの延長、放水姿勢の訓練を行いました。ホース延長・撤収訓練は、単純作業に見えます。しかし、何回も繰り返し実施することにより、防火衣の暑さ、中腰姿勢での負担の大きさが効いてくる本当にきつい訓練です。集中力が落ち、体力の限界だと思う時があれば、決して無理をする必要はありません。しかし、気温や他の学生ではなく、自分だけには負けないように!

 
 また、夕食後には、非常呼集訓練を行いました。現場に配属されれば、その日から1人前の消防士として住民の方から期待が寄せられます。先ずは、指令内容を確実に理解し、どこにどの装備を持っていくのか、そこで何をすべきなのかも含め、非常呼集訓練の意味を考えてもらいたいと思います。


 初任科生達は、入校してから1か月半が経ちました。訓練・座学そして効果測定、資格試験、各種レポートに追われながらも毎日頑張っています。教官一同、しっかりと指導いたします。ご家族の皆様、今後もご支援よろしくお願いいたします。
(O.H)
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