そったく日記

三重県消防学校

初任科の学生体力測定に挑む(初任科第51期教育体育−古米校長奮闘記)

  
鈴鹿市石薬師町にある三重県消防学校では、7月も中旬に入り、台風も通過し、暑い中で7月11日午前には、初任科の学生は、2回目の体力測定を行いました。
初任科の学生は、まず3班に分かれて、握力と長座体前屈、上体起こしと反復横とび、懸垂と立ち幅とびをそれぞれ測定します。最後は、20mシャトルランに挑みました。
  
立ち幅とびでは、2回跳んで、跳躍距離を計測し、よい方を記録とします。
反復横とびでは、20秒間でどれだけラインを通過できるか2回計測し、よい方を記録とします。
上体起こしでは、30秒間での起き上がった回数を記録とします。
  
20mシャトルラン(往復持久走)では、最初は歩くほどゆっくり往復しますが、回数が進むにつれ、時間の間隔が短くなり、速度を上げる必要があります。最後は、全力疾走となります。少ない者で60回代後半、1番多い者で150回を記録しました。これは、3kmをリズムに合わせて走ったことになります。
  
4月に初めて実施した1回目の体力測定の記録より伸びるのは、当然ですが、懸垂ができない者や腹筋、持久力の弱い者は、自分で努力して鍛えなおす必要があります。消防職員にとって、体力や筋力がないと救助はもちろん救急や消防活動も満足にできません。一人ひとりが奮起して体力や筋力アップを図ってください。
初任科の学生は、地域住民の生命財産を守る崇高な使命を持つ消防人としての自覚をもって、今以上に体力錬成や筋力アップを忍耐強く続ける必要があります。1人前の消防士に成長するために、さらなる精進を期待します。(HM)

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