そったく日記

三重県消防学校

奈良県消防学校との交流に励む(初任科第51期教育−古米校長奮闘記)

  
8月28日は、鈴鹿市石薬師町にある三重県消防学校では、建物火災消火訓練(AFT)施設を利用しての消防活動訓練のため、奈良県消防学校初任科の学生57名を受け入れました。奈良県消防学校の学生は、教官の指導のもと、午前と午後に分けて、呼吸器を背負って建物への進入放水訓練などを実施しました。
  
三重県消防学校の初任科の学生は、午前と午後は査察や救急などの学習を行い、昼休みから自治学習の時間を利用して、奈良県消防学校と三重県消防学校の初任科の学生相互の交流事業が行われました。一緒に体操を行ったのち、運動場で両県20人2組計4組の対抗リレーが行われました。最初の19人が100mを走り、アンカーが200mトラックを1周する計2100mを走るリレーです。三重県では、女子2人がメンバーに入りました。残った者は、トラックの外で一生懸命に応援しました。奈良県は、消防学校の校歌を歌って応援に花を添えました。競技結果は、奈良県が半周以上引き離しての優勝、三重県準優勝という結果でした。
  
次に、屋内訓練場に場所を移して、それぞれの代表5名による腕相撲対抗戦です。机の上で1対1による腕相撲の1本勝負に挑みました。結果は、3勝1敗1分けで三重県
雪辱しました。
  
奈良県三重県とも、お互いに対抗意識を燃やし、それぞれの競技に、運営や審判、応援、準備も含めて、全員が真剣に取り組みました。お互いに、応援の者も競技者に負けず大きな声援を送っていました。
  
1日だけの短い時間での交流でしたが、お互いによい刺激になったと思います。
このような機会を与えて頂いた奈良県消防学校の校長、教官、初任科の学生の皆様に三重県消防学校の初任科の学生ともども、感謝の意を表させて頂きたいと存じます。
 
初任科の学生は、崇高な使命達成のため、今日の経験を生かし、奈良県の初任科の学生に負けないよう、より一層、心技体知を磨き、一日も早く1人前の消防士となるよう努力してください。(HM)

三重県消防学校ホームページへ