そったく日記

三重県消防学校

初任科生 三重県防災航空隊へ

8月6日、三重県消防学校では、初任科第52期教育のカリキュラムの一環(校外研修)として、津市雲出鋼管町にある県防災航空隊を訪問しました。


初任科の学生105名が参加し、県防災ヘリコプターの性能や機体装備品、搭載する救助資器材や救急資器材の説明を受けたのち、訓練に参加しました。
防災航空隊は、ヘリコプターによる救助等の任務にあたっており、消防本部との連携は不可欠です。また、防災航空隊の隊員の皆さんは、消防本部からの派遣職員のため、初任科生の関心も高く、熱心に話を聞いていました。




このあと、初任科の学生は、機内搭乗や機体誘導、要救助者(救助される役)など、与えられた役割によって訓練に参加し、防災航空隊の活動を直接体験することができました。並行して、地上に残った学生が5回に分けて、ダウンウォッシュ体験を行いました。
これは、ヘリの真下に初任科の学生が入ることにより、ヘリの風力や風圧の強さを実感でき、防災ヘリとの連携が求められる状況下で救助活動を行う消防職員としては、貴重な経験となりました。


また、防災航空隊による降下訓練やワイヤー担架など救助器具を使った救助訓練を身近で見学しました。初任科の学生は、暑い日ざしの中、憧れの眼差しで、訓練の様子を真剣に見ていました。
このように、施設の案内や資器材の見学、数々の訓練をご披露頂いた防災航空隊の隊長はじめ隊員の皆様に、学生ともども、感謝します。初任科の学生は、この経験を生かして、防災航空隊との連携がスムースにできるよう、一生懸命に日々の課題に取り組み、一日も早く一人前の消防士になるべく精進してください。

今日が、終われば、8日から16日まで、初任科生は長期休暇です。
あと、1日頑張りましょう。(K.A)

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