救急科も終了し、１９日（水）から初任科が再開され、２０日の総合訓練に引き継き、本日は座学を実施しました。
入校当初の４月にも自己紹介を行いましたが、その時の緊張した面持ちとは違い、堂々と自分の意見を発表していました。
発表時間は、ひとり２分と限られていましたが、今後の抱負や、一番印象に残ったこと、楽しかったこと、辛かった思い出など学生それぞれの視点から発表しました。
入校直後と卒業前の今で、自分の考え方や意識が大きく変わったと発表をした学生も少なくはありませんでした。熱い気持ちで学校生活を過ごし、訓練に取り組んできたことも発表してくれました。
しかし、ここで学んだことが全てではありません。また、ここで学んだ通りの活動が、必ずしもできるわけでもありません。消防の現場においても、熱い気持ちは必要ですが、それを前面に出すだけではなく、時には内に秘め、冷静沈着に活動ができる消防士になってください。
初任科は、残すところあと６日となりました。卒業するまでにできること、所属に帰ってからしなければいけないことを自分なりに考え、ここでの経験をベースにして、少しでも早く所属のスタイルに馴染んでくれることを期待しています。（O.H）
