そったく日記

三重県消防学校

初任科生の耐久訓練を実施


部隊行動を通じて消防職員としての必要な忍耐力、体力及び気力の向上を図り、部隊活動時の個人の責任の重要性を認識させるとともに、仲間と協調しながら踏破することで達成感及び団結力の重要性を体感させることを目的に耐久訓練を行いました。(毎年実施しています)






 訓練内容は、訓練に必要な携行品(靴、ヘルメット、手袋)、着替え、水分などの荷物をもって、往路14kmを歩行し、目的地では、ロープ結索訓練を行い、また14km歩いて戻ってくるという内容です。


 この日は、天候もよく、午前中は気温が上がったため学生によっては、過酷な訓練になりましたが、膝痛などの体調不良者を除いて、全員が無事、訓練を終了しました。


30kmの歩行なら簡単に踏破される方も多いと思います。私も前職で世界遺産熊野古道保全と活用を担当しており、熊野古道を完歩した実績もあり、時間をかけた歩行ならなんとかなると思っていました。しかし、この訓練は、単に歩くだけでなく、・目的地で訓練、・教官が見ている緊張感、・自分のペースではなく早い団体行動での歩行、・重い荷物も持っている、・私語は禁止など厳しい条件があり、学生にとってはハードな訓練に感じたことと思いますが、無事、訓練を終えることができました。
 学生には、今回の達成を自信にして、引き続き、体力増強に励んでもらいたいと思います。(KA)

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