そったく日記

三重県消防学校

火災調査科火災調査課程(第16期)が修了となりました。

1月18日(月)に始まった火災調査科第16期教育の課程が1月29日に修了しました。火災調査担当者としての必要な法令及び調査技術に関する専門的知識と技術及び自ら調査研究し考える姿勢を習得するこが目的です。

10日間にわたり原因調査関係法規、電気実験実習、燃焼機器実験実習、微小火源実験実習、原因調査総論、調査書類、化学実験実習、鑑識、損害調査、模擬火災検証、車両火災原因調査、火災調査事例について学習しました。
近年の災害は、都市化の進展、社会経済の変化、人々のライフスタイルの変化等に伴い、ますます複雑多様化するとともに、大規模化・広域化しております。



消防職員は、これらの災害に適切に対応してはじめて住民から評価され、又信頼されるという厳しい職とも言えます。火災においては、さらに調査を行い原因と損害についての結果も出さなければなりません。そのためには、高度な専門知識や技術を身につけることが必要となります。自らの知識や技法、技術に研鑽を重ね、各消防本部において、火災原因調査のエキスパートとして大いに活躍されることを期待しております。
10日間ありがとうございました。(T.T)