そったく日記

三重県消防学校

・・消防士としての・・

新緑が芽吹き、息づいてくるこの時期。今回は訓練礼式についての様子をお伝えする。5月20日(金)の訓練礼式は12時限目を数え、「速足行進」「かけ足行進」の精度を上げるために歩幅、歩数を意識する指導を行った。毎年メトロノームでリズムをとっていたが、今年は小職の趣味と実益を兼ねて、スネアドラムで「〜タッ♪・タッ♪・タッ♪・タッ♪〜」とドラムロールを刻んで行った。初任科生は、生の太鼓の音色に合わせての行進訓練はそれなりに楽しい様子ではあったが、教官の自己満足も甚だしいと感じたに違いない(笑)


消防学校での訓練礼式は、消防部隊における「厳正な規律」「隊長としての職責の自覚」「一人の隊員としての自覚」を主眼に指導している。しかし、同じ実科の消防活動訓練や救助機器取扱訓練に比べ、非常に地味な訓練であるが、訓練礼式の実施目的の他に、制服の着こなし方、歩き方、走り方、立ち方など、「消防士としての立ち居振る舞いなどの消防の常識を学ぶにはこの他に及ぶものはない。どうか第53期の初任科生に「消防士としての○○○○○」を身に付けて欲しい。

話は少し変わって・・・この時期は近年卒業した先輩消防士が現在入校中の初任科生の陣中見舞いに訪れてくれる。昨夜も潮の香りがする鳥羽:Y消防士(第51期)、まるはち消防士(第52期)、S消防士(第52期))が来校してくれた。 あいにく私も他の教官方も退庁していなかったので、会えなくて残念でした。ありがとう!元気にやっておくれ!

追伸: 「オイ!まるはち!ベルシティで買い物して帰ったか?」

教官:平蔵


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